夏に備えて暑さに慣れよう!! 熱中症予防声かけプロジェクト

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賛同会員からの活動報告
2022.04.08 MADOショップ蟹江学戸店  戸谷硝子住建株式会社

夏に備えて暑さに慣れよう!!


2022年4月吉日

【取組内容】
(1)4月上旬から6月下旬にかけて、7月~9月の猛暑時期に向けて暑さに慣れること「暑熱順化」のお声かけを実施しました。例年、住居内で熱中症による発生率が約40 %占めており(※1)、暑熱順化を達成するためにさまざまなアプローチ(運動や入浴、食事など)が推奨されています(※2)。これまで私たちは、入浴剤の活用や浴槽交換による効果的な入浴方法について訴求してきました(※3)。重要なことに、運動後に入浴すると、大きな適応を得られやすいと報告されています(※4)。すなわち、従来の順化方法(暑熱下での運動)に比べて、常温下での運動後にお湯に浸かる方が体内に蓄積された熱をより多く放出する身体能力「体温調節能」の向上が認められています。このことから、運動と入浴の組み合わせは、体温調節能が未熟・劣化している18歳未満の子どもや年配者、運動習慣のない成人の方に対して、より効果的な暑さ対策を提案できるのではないかと着目しました。
 そこで本取組では、より効果的な適応を得るために運動と入浴を組み合わせて、少しずつ暑さに慣れていきましょうと訴求しました。

(2)日中の日差しによる室内温度の上昇をより小さくする「アウターシェード」のご提案を実施しました。これまで、日差しが室内温度を高くする原因であることから、カーテンの使用が推奨されてきました(※5)。現在では、ゴーヤやアサガオなどの植物による天然カーテン「グリーンカーテン」や断熱遮光カーテンが、リビングルームや子ども部屋をはじめ、学校現場やオフィスビルに活用されています。興味深いことに、富士市立岩松中学校による日射遮断効果に関する観察実験により、シェードを用いるとカーテンと同様の効果が見られました(※6)。さらにシェード設置教室では、カーテンに比べて、エアコン使用量を~63%抑えていました。また私たちは、YKK AP社で開発されたアウターシェードを用いて住宅の室内温度を調べ、カーテンに比べて、デジタル温度・暑さ指数を大きく抑えることができることを確認しました(※7)。これらのことから、アウターシェードは、室内温度の上昇に対してより小さくし、エアコンに依存せず冷涼下を作り出すことができるのではないかと着目しました。
 そこで本取組では、アウターシェードを用いて、暑さ対策を準備していきましょうと訴求しました。

(3)既存の窓の内側に新しく窓を取り付けた内窓「二重窓」のご提案を実施しました。外気温が高くなると、直射日光や遠赤外線による輻射熱がより大きくなり、これらの熱の約74%が窓から侵入します。すなわち、窓による暑さ対策が重要であると言えます。二重窓は、外窓と内窓との間に空気層を作り出すことで断熱効果を発揮し、結果的に室外の暑さを受けにくくすることができます。一般的に普及している単板ガラスの窓では輻射熱の~88%が侵入する一方で、樹脂窓では~40%程度に抑えることができます(※8)。興味深いことに、樹脂製の窓フレームに取り換えることで断熱性をより大きく向上できます。YKK AP社による実証実験では、窓ガラス中心部と窓フレームの表面温度の上昇をそれぞれ~18%、34%抑えていました(※9)。これらのことから、二重窓は、室内温度を一定に保ち、暑さ対策として十分に貢献できると考えられます。そこで、(2)アウターシェードとの組み合わせることで輻射熱をより小さくし、身体への負担をより軽減できるのではないかと着目しました。
 そこで本取組では、暑さ対策に対する二重窓の重要性を訴求しました。

【工夫したポイント】
本取組における工夫したポイントは、
(1)運動と入浴(温水浸漬)の組み合わせ効果が暑さ対策に有効であると知られていないため、マンションや戸建のお住まいの方を対象に、配布チラシ20,000枚の配布とDM500件個別訪問による普及活動を早期タイミング(4月1日~)で実施したこと、
(2)弊社のホームページやインスタグラム、YouTubeへ掲示

【取組成果】
お問い合わせの方には、内容をお伝えしてご検討して頂いております。現在進行中。

【参考URL】
※1 総務省 報道資料 https://www.fdma.go.jp/pressrelease/houdou/items/210824_kyuki_1.pdf
※2 熱中症予防 声かけプロジェクト 賛同会員からの活動報告 2021.07.21 https://www.hitosuzumi.jp/spread/detail/2122
※3 熱中症予防 声かけプロジェクト 賛同会員からの活動報告 2021.**.** **(前年の活動レポート参照)
※4 McIntyre RD et al. A comparison of heat acclimation by post-exercise hot water immersion and exercise in the heat. J Sci Med Sport. 2021 Aug;24(8):729-734.
※5 弊社 ホームページ https://e-mono108.co.jp/
※6 **(熱中症予防 声かけプロジェクトHPの動画サイト参照)
※7 **(YKK AP社の参照データ)
※8 **(YKK AP社の参照データ)
※9 **(YKK AP社の参照データ)


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