誰がなりやすいの?

   

高齢者

高齢者は体温調節機能が低下しているため、体に熱がこもりやすくなります。 また、暑さやのどの渇きを感じにくくなるなど、体が出しているSOS信号に気づきにくくなっています。 このため、暑さ対策が遅れることがあり、熱中症が発生する危険が高くなります。 お風呂にはいる時も水分が失われやすいので、入浴前後に水分を摂り、40℃以下のぬるめの湯で、あまり長湯にならないようにしましょう。 また、寝ている間にもかなりの水分が失われますので、枕元に飲料を置き、水分の補給に努めましょう。

   

子ども

小児や乳幼児は、体温調節機能が未発達です。 特に汗をかく機能が未熟で、体に熱がこもりやすく、体温が上昇しやすいのです。 また、自分で水分を補給したり、服を脱ぐなどの暑さ対策ができないことも熱中症への危険を高めます。

   

脱水状態の人

汗は血液中の水分と塩分から作られます。 下痢や二日酔いなどで脱水症状の人は、熱中症の危険が高くなります。 また、軽い脱水症状の時は、のどの渇きを感じにくくなるので、のどが渇いていなくても水分を補給することが大切です。

   

体調不良の人

疲労や風邪などで体調不良の時は、体温調節機能が低下しています。 また、熱中症はその日の体調に影響するので、朝食を食べなかった日や寝不足の日は、暑いところでの活動を控えてください。 心臓疾患や糖尿病など、体温調節機能に関係する持病のある人も注意が必要です。

   

運動不足の人

運動をしているときは、比較的温度が低くても熱中症になることがあります。 特に運動不足の人は、汗をかく機能が低下しているため、熱中症への危険が高くなります。

   

肥満の人

肥満の人は、皮下脂肪が体内の熱を逃がす効率を妨げるので、体内に熱がこもりやすく熱中症への危険が高くなります。

 

暑さに慣れていない人

暑さに対する体の適応は、温度の変化よりも遅れます。暑さに慣れていない人や、暑くなりはじめの時期に熱中症の発生が多くなります。 梅雨の中休みで突然気温が上がる日や、梅雨明け後の蒸し暑い日には危険です。